自家製ヨーグルトを作りたいと思ったら、カスピ海ヨーグルトがお薦めです。ただし、方法や分量を間違えると、牛乳のまま変化せずに腐ってしまいます。動画と「よくある質問」で解説します。
ヨーグルトをふやす方法を動画で解説
飛ばさずに最初から最後まで見てね
6分25秒の動画を見るだけで、ヨーグルトをふやすコツと失敗する理由を学習できます。
質問に答えない場合があります
動画のコメント欄には、動画を見ずに質問しているひとが多いです。
動画を見れば分かることを聞くひとは、
「わたしは動画を見ずに質問しています。」
と宣言していることがバレないと思っているのかなあ?
有名 You Tuber のように、
「いいね! 」だけ付けて、
返信しないようにします。
よくある質問
市販品のヨーグルトは、本当に増やせるのですか?
わたしは、フジッコ株式会社様の市販品「カスピ海ヨーグルト プレーン 400g 」を使用しています。
ただし、容器のバーコードの隣には赤文字で注意書きがあります。
※本品を種菌として使用されますと、うまくできない可能性がありますのでおすすめできません。
フジッコ株式会社様の市販品「カスピ海ヨーグルト プレーン 400g 」 容器のバーコードの隣
つまり、よほど上手に実行しない限り、失敗します。
動画のとおりに、
「素直に忠実に同じように実行して練習すれば」
成功する可能性がある。くらいにお考え下さい。
同じ方法で実行しましたが、ヨーグルトができません
使用した牛乳が問題と予想します。
紙パックの牛乳だから OK ではありません。
「種類別:乳飲料」
と書かれているものは、
「種類別:牛乳」
ではありません。
また、「低脂肪乳」とか、「成分調整済み」
も上手くいかない原因になります。
「種類別:牛乳」、「成分無調整」であることが絶対条件です。
部屋の温度は、どれくらい重要ですか?
夏は、測定温度で 24~26℃。
冬は、測定温度で 16~18℃。
以上のような室温で、
・直射日光が当たらない
・風通しの良い場所
が、
ヨーグルトが増えるために必要です。
※ 測定温度は、エアコンの設定温度とは違います。
エアコンとは別の温度計で測定しなければなりません。
※ ヨーグルトは生き物です。 快適な環境が必要です。
ヨーグルトができた後も、常温放置で良いですか?
いいえ、ヨーグルトとして固まり次第、冷蔵庫に保管してください。
常温のまま放置すると行き過ぎて表面が茶色くなったり、最終的には腐ります。
スーパーのヨーグルト売り場と同じような冷えた場所で保管することが必要です。
ほかのサイトでは、大スプーン3杯で良いとありましたが、多すぎませんか?
わたしが、カスピ海ヨーグルトの容器の 1/3 ( 33% ) くらいまで、種となるヨーグルトを入れている理由は、ヨーグルトづくりに成功するためです。
上級者の方は上手く行くかもしれませんが、わたしの場合は、
・容器の 1/3 ( 33% ) くらいを、ヨーグルト (種菌として使用)
・容器の 2/3 ( 66% ) くらいを、「種類別:牛乳」、「成分無調整」
の割合での成功率が高いからです。
おそらく、
・ヨーグルト (種菌として使用) が少ないと、牛乳に負けてしまう。
・冷蔵庫に保存した冷たい「種類別:牛乳」、「成分無調整」を使用するため、ヨーグルト (種菌として使用) が冷えすぎて、ダメになってしまう。
ことが原因と考えます。
あなたが、ヨーグルトづくりに成功したあとで、いろいろと条件を変えてみても良いかもしれません。 ただし、失敗しても自己責任でお願いします。
食べた分ずつ、牛乳を足せば良いと思いませんか?
その方法で実行したとき、ヨーグルトが牛乳に負けて、ダメになったことがあります。
その経験から、食べた分ずつ牛乳を継ぎ足すことは止めました。
ヨーグルトを増やす容器を、毎回洗うことは神経質ではありませんか?
面倒くさいにも関わらず、わたしが毎回、食べ終わった容器を洗っている理由は、ただひとつです。
古いヨーグルトが容器にこびりついていると、ヨーグルトづくりが失敗するからです。
容器の洗浄は水洗いです。
※ 洗剤を使わずに、こすり洗いします。
※ 洗剤を使うと容器が化学的に痛む感じがします。
※ 100均で買える 5個ワンセットの「ネットスポンジ 食器・皿・コップ用」を使います。
液体のまま、固まりません。 酸っぱいにおいがします。
ヨーグルトとして固まらなかったり、酸っぱいにおいがしたら失敗です。
食べると食中毒の原因になるので、捨てるしかありません。
かき混ぜ方がおかしくないですか? 混ざらないからダメでは?
「コーヒーや紅茶に砂糖を入れて かき混ぜるときのような混ぜ方」をすると、ヨーグルトが八つ裂きになってダメになるようです。
わたしも普通の混ぜ方ではダメだったという経験をした結果、動画のような混ぜ方をするようになりました。
経験しないと納得が行かないことがあります。
失敗を経験するしかありません。
ヨーグルトづくりは、本当に成功しますか?
この動画で述べたように、私は 3カップ分 (= 10回分) 挑戦して失敗した結果、いまの方法でヨーグルトづくりを実行しています。
失敗することがイヤならば、市販品を買い続けることをお薦めします。
どうしても上手くいかない場合は、種菌を買いましょう
カスピ海ヨーグルト 種菌の買い方
種菌を買えば、成功する確率は格段に上がります。
正規の種菌を使用しても失敗する場合は、なにか致命的な間違いをしていることを認めることができるでしょう。
ただし、注意するべき内容は上述と同じです。
※使用する牛乳は、生乳100% 牛乳 を使用します。
※成分無調整であること。 乳飲料はNGです。
ご参考 他の人の作り方
わたしは、動画で紹介した方法で、ヨーグルトづくりを続けています。
※ 以下の方法は現在使用していません。
別解が欲しいひともいらっしゃるので、ご参考までに。
市販のカスピ海ヨーグルトでも作れますが・・・
失敗することが多いです。
下記の記事の方法がお勧めです。
なお、食べた分ずつ、牛乳を足す方法はNGです。
私の場合、ヨーグルト菌が死んだようで、牛乳が腐りました。(泣き)
下記のレシピの優れた点は、500mlの牛乳パックを使用していることです。
※ 言い換えると、毎回、清潔な容器を使用している。
次に、継ぎ足しをしない。
4時間後および数時間ごとにヨーグルトができたかどうか確認していること。
ヨーグルトができたら、冷蔵庫に入れている点です。